『プロパー本でウハウハ 一撃10万円?とか言ってるけど プロパーって何なの?』

    プロパー本が狙い目ですとかって聞いたことありませんか?

    そんなのおいしいから教えてくれる人いないか?

     

    ところでプロパーって分かります?

     

    こんにちは、はげぱぱ佐藤です。

     

    今日は、よく目にしたり耳にしたりするBOOKOFFの

    専門用語

    についてちょっとお話しします。

     

    最初にこれは何でしょうか?

     

     

     

     

     

     

     

     

    通称 赤カート と呼ばれています。

    私は、シャアと心の中で呼んでいます・・・・・オヤジになるとこんなですよ。

     

    これは、何に使用されるかといいますと

    買取査定が完了して店に陳列される前の状態の本が

    このカートに並べられます。

     

    ここから、店内の各本棚の種別毎に店員さんが近くまで押していって

    空いている個所へ補充を行ったりを行います。

     

    買取されてからまだ一度も棚に並んでいない状態なので

    このカートには、利益のとれる本がある可能性が高い

    場合があります。

     

    このカートを見つけたら検索可能な場合は

    真っ先に検索する様にしましょう。

     

    店舗によっては、店員さんに注意される場合もあるので

    近くに店員さんがいれば、

    『これって販売されている物ですか?』って笑顔で確認すれば完璧です。

    店員さんは『どうぞ~』って言ってくれるはずです。

    ちょっとシャイな方は 静かに検索しちゃいましょう。

    大丈夫です。注意されたら『すみません』って言ってやめれば良いだけなので

    ブックオフさんからすればあなたは

    ”立派な客さん” であり且つ ”たくさん購入してくれる上客” なのですから・・・

    堂々と検索しましょう。

     

    そして、この赤カートに注目するとシールなどで次の様に

    表示されています。

     

    ・プロパー

    ・単C 又は 単C108円

     

    今日はこの用語のお話になります。

     

    結論から言いますと高い本(定価の半額程度)がプロパーで

    単Cが108円の本の事です。

    その区別が分かっていれば仕入れには問題無しなのですが

    その語源を知っていると、せどり仲間内で知ったかぶりもできるかもしれません

    ので、今日はその語源を解説させていただきます。

     

    まずは単C108円

     

    108円は解説しなくとも、わかると思うのですがその前の”単C”って何?

    ってなりますよね?

     

    これは買取時のある決まりが語源になっています。

    そのある決まりとは・・・

     

    これは、現在の買取システムとなってからは意味合いがちょっと

    異なってきているので買取の今と昔の違いから解説します。

     

    現在のブックオフさんの買取は単品管理と言って

    背面のバーコード又はISBNコードを読み取って

    商品ごとに買取価格をデーターベースを基準に決定しております。

     

    日時が異なる場合は若干査定および販売価格が異なります。

     

     

     

     

     

     

    ブックオフさんは、その本の需要と供給やアマゾンの相場に基づいて

    販売金額を設定しています。

     

     

    明確には開示されていないので間違っていたらすみませんが

    このデーターベースの価格設定はアマゾン価格を基準にしていると言われています。

     

    実際に店舗に行って調べるとわかりますが、販売されている価格はアマゾン価格の

    おおむね10%程度安い金額設定になっている商品がたくさんあります。

    アマゾン価格が1000円だったら、ブックオフでは900円くらいって感じです。

    そこから逆算して買取価格を設定しているというわけです。

    なので、こういった理由からいくら検索しても利益差がでる物が見つからないという

    現象になるわけです。

     

    さて、現在ではこのような買取方式なのですが、一昔前までは

    本をランク分けして買取を行っていたそうです。

     

    これは私の妹が実際にブックオフでアルバイトをしていましたので

    ここからは妹から聞いた話を元に解説します。

     

    一昔前までの買取にはランク分けされており

    そのランクは4つに分けられていて

     

    ・新品同様やもしくは状態がとても綺麗なものは・・・Aランク

    ・若干のヤケやスレがあるものは・・・Bランク

    ・ヤケが目立ったり汚れがあるものが・・・Cランク

    ・破れや、書き込み、ヨレ 強度のヤケなどがあるものが・・・Dランク

     

    AランクとBランクはプロパー行き  プロパー本でウハウハ にて解説してます。

    Cランクは108円行き

    Dランクは廃棄(買取値段つかない)

    となっていたそうです。

     

    買取価格についても、状態のみで選別していたそうなので

    需要とかネットとの価格差とかはまったく意識しない状態で

    買取査定されていたそうです。

    この時代にせどりを行っていた人はかなり稼げたと聞いています。

     

    さきほどもちょっと触れましたが、現在はアマゾンの価格を元に販売価格を決定する関係で

    金額差があまり無い状態となってしまいます。

    つまり、値付けをしたばかりの時は利益の出る本が見つけずらいという現象が起きます。

    なので赤いカートを見るときはプロパーではなく単C108円の棚を見ましょう。

    この中には価格的には高く販売できるが、ちょっとカバーがスレていたりと

    状態が若干悪いのが混ざっていたりします。

    これが狙い目です。

     

    棚に並べられた後も、ある事に着目して仕入れを行う事で利益の差が出る本を

    仕入れる事が可能になってきます。

    関連記事はこちら↓
    『BOOKOFFで店員さんが”ところてん”しておいて!って聞いた事ありませんか?

     

    ここでお話を単C108円に戻しますと・・・

    解かりますよね?

     

    単行本 ランクC で108円が 単C 108円の語源となります。

     

    現在でも、状態の悪い本とアマゾンで1円の本は単C108円行きに

    なる場合が多い状況と思われます。

     

    で、お次は プロパー ですが・・・・

     

    結論から言いますと語源は英語のプロパー(proper)から来ています。

    日本語にすると「適正」という意味が当てはまります。

     

    古本を定価の50%~程度で販売する事が古本相場的に適しているという

    ことから「適正価格」という意味合いで プロパー という言葉が使用されています。

     

    ブックオフの店員さんではこの意味を知らないで 単に高い本程度にしか認識して

    いない方もいらっしゃるようです。

     

    なお、2代目の社長さんの橋本真由美さん曰く プロパーとは

    お客様に「この値段でいいですか?」とお伺いする値段だそうです。

     

    この2代目の社長の橋本真由美さんは1号店の開店時にパートで入社して

    それから着々と実績をあげて、遂には社長にまでなってしまった

    スーパーお母ちゃんです。

    ちなみに、タレントの清水国明さんの実のお姉さんになります。

     

    詳しくしりたい方はこちらからどうぞ

    橋本真由美さんと清水国明さんの関係とCMに出演したいきさつについての記事
    J-CASTニュースより抜粋 :クリックすると外部リンクへ飛びます。

     

    という事でいつものとおり話がちょと散らかってしまいましたが

     

    単C と プロパー 解ってもらえましたでしょうか?

     

    これで、ブックオフでの赤カートを調べるときに納得がいくと思います。

     

    今日のお話はこのあたりでおしまいです。

     

    次回は、ところてん について解説します。

    ではでは・・・

     

     

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