『えーそんなに安くなっちゃうの? 配送料金を安くする為にとった私の4つの手順!』

    こんにちは、はげぱぱ佐藤です。

    今日のお題!
     『えーそんなに安くなっちゃうの? 配送料金を安くする為にとった私の4つの手順!』 

    今日は、利益UPに直結する配送料金についてのお話です。

     

    みなさんは注文を受け付けた後にどうやって配送を行なっていますか?

    アマゾン倉庫へ納品する商品を送るときにどのような形で配送されてますか?

    恐らく、『日本郵便さん』『ヤマト運輸さん』などを利用されている方が多いと思われます。

    中には、『佐川急便だよ』って方もいらっしゃるかと思いますがどの業者さんを利用しても

    配送料は儲け(利益)の中から捻出していかなければならない 経費 つまり 出費 です。

     

    ある程度の物量を取り扱うようになっている方であれば、既に配送料については当然安くなる様な手を打たれていると思います。

    また、アマゾン転売を始めたばかりの方などは『えーまだ何にもしてないし 経費を低減させるのってよくわからない』という方もいらっしゃるかもしれません。

     

    既に対策済みの場合は、おさらいのつもりで読んでいただければと思いますし、

    また、これから本格的に販売を始められる方は参考にしていただければと思います。

     

    題して! 『配送料金を安く済ませるためにとった私の手順』 をお送りします。

     

    本来であれば通常料金と料金対策後の比較でもすれば分かりやすいのでしょうが

    今回説明するパターンの様に1社だけとの価格交渉ではないケースの場合は

    相手側の最低限価格を引き出す事を目的としているため値引き交渉がうまくいってからゆっくりと確認しても遅くはありません。

    今回はとにかく配送料金を 安く するための手順をお話します。

     

    手順その1:配送実績を作る

    販売を始めたばかりでほとんど販売数が無い人にとっては酷な課題かとは思いますが

    配送料金を安くするための交渉のネタとなる実績をまずは作りましょう。

     

    実績を作る時の商品のお勧めは、古本や中古CDなどの単価が安い商品がお勧めです。

    損をしてまではとは言いませんが最初のうちは販売量(数)を稼ぐ事を意識しましょう。

     

    これで、配送実績の数 と アマゾン評価を同時に稼ぐ事ができます。

     

    最初の1ヶ月間の目標

    ゆうメールやクリックポストなどで100件程度。

    ゆうパックで10箱程度。FBA納品(パートナーキャリアでもOKです)

    100件と10箱出せば確実とは言えませんが、具体的な数量の実績として

    交渉の際のこちらの強みになります。

    相手だって商売ですから、まったく実績がなく根拠もよくわからない人に

    安価な金額提示はしてきません。

    この時、もしかするとヤマト運輸さんや その他の業者さんの方が安かったりするかもしれませんが

    最初は日本郵便さんのみで 配送数量の実績を作っていきます。

    1ヶ月では厳しいようでしたら3ヶ月とかの伸び率とかでも良いと思います。

    要は相手に 『これから配送量(出荷量)が伸びますよ』 「うちと契約しておかないと損しますよ』と印象づける

    事が目的になってきます。

    ハッタリが得意な人はそれでもOKです。

    相手が自分と契約したいなーと思わせる実績を作れば良いだけです。

     

    手順その2:価格交渉 第1弾

    ある程度の実績が出たら最寄の郵便局でこの管轄を担当する営業さんと

    連絡がとりたい事を伝えてアポを取ります。

     

    私の場合はこんな感じでした。

    『いつも、商品配送の件ではお世話になっています。

    実は、今後配送量が増える見込みなので配送料金や荷物のやり取りなどについて

    相談したい事がありまして担当者様へ連絡を取りたいのですが?』

    てな具合です。

     

    まわりくどいのが嫌な方は、単刀直入に 『 郵便料金の件で相談したい 』 で大丈夫だと思います。

     

    すると、あなたの管轄している局の営業の方を紹介してもらえると思います。

    また、紹介してもらえない場合やよくわかならいなどの場合は連絡先を聞いて直接そちらに電話連絡

    しちゃいましょう。別にいきなり電話しても怒られる事もありませんので緊張しないで気軽にいきましょう。

     

    なお、日本郵便さんも民間企業になったとはいえ、元は国の機関だったので

    このあたりのサービス感覚は地域によっては大分温度差が感じられる場合もあるかもしれません。

    実際私はたらいまわしにされましたし・・・

    普通の民間企業であれば対応内容によってはこの時点でNGなのですが

    日本郵便さんの配送ネットワークは他社民間企業さんと比較するとはるかに進んでいるため

    特に小型の郵便物に限ってしまうと日本郵便さん一択状況が今の現状です。

     

    (クリックポストやゆうゆうメルカリ便とかありますけれども、結局は日本郵便さんです。)

     

    うまく、営業担当者にアポイントがとれたら

    先ほどの実績を説明しながら今後の見通しを 多少過大 になっても良いので

    少し多めの数量を伝えて、料金の値引き交渉をします。

    値引き可能な基準の数量については各営業所(各局)で多少の違いはあると思いますが

    ゆうパックで年間200箱程度(17個/月) ゆうメールで年間5000通程度(417/月) であれば

    すんなり話が進むと思います。

    あくまでも予定ですので・・・・

    今回交渉するのは ゆうメールとゆうパック についてです。

    各種サイズでお願いしますと伝えれば大丈夫でしょう。

    端的に見積もりを貰いたいと伝えましょう。

    さらに、ここでもうひと言付け加えます。

     

    『 今後の注文数の増加に備えて、他社さん(具体的な社名)にも見積もりをお願いしようと

    考えておりますので、何度も何度もやり取りするのもお互いに時間のロスになるので

    その辺りも踏まえて見積もりお願いします。』と付け加えてください。

    そうすれば、相手にしてもゆっくりとは交渉できないなという意識になりますし

    本当に契約したいと思っていれば、かなり安い見積額をもらえるはずです。

     

    これは駆け引きなので遠慮しないではっきり伝えましょう。

    そして、もうひとつ大事なのが見積もり期日をはっきりするという事です。

    これらの内容については最初は口頭でOKです。

     

    そして、電話で話をした内容について簡単にまとめたものについて下記の要領で

    相手にメールを送信して返信を貰ってください。

    相手に作ってもらってもOKですが、かならず内容を確認してこちらに不利な条件が

    ないか?確認の上やりとりを進めましょう。

     

    メール文章の参考例(私が送ったメールです)

     

    日本郵便㈱ ○○郵便局

    総務部 ○○様

    本日はお忙しいところ貴重なお時間をいただきありがとうございました。

    さて、お電話でもお話させていただきましたが

    弊社にて今後配送の増加に伴い配送料金を踏まえた委託業者様の再検討を行なっております。

    つきましては、下記のサービスにつきましてお見積もりをお願い致します。

    ゆうメール 各種

    ゆうパック 各種

    見積もり希望日時 10日程度

    なお現在他社様にもお見積もりをお願いしている事もあり、見積もり期日が弊社の

    希望日時よりも延びる場合などにつきましては、返信メールにておよその日時をお知らせ願います。

    また、不明な点がございましたらご連絡ください。

    以上 よろしくお願いいたします。

    ○○商店  はげぱぱ佐藤

     

    いちいち面倒かと思いますが、

    文章に書き起こす事により具体的になります。

    そして相手は見積もりの期日を意識しなければなりません。

    口約束だけだと、後回しになりがちですが 文章にある制約事項等は

    優先して進められる可能性が高くなります。

    メールでしたら、簡単かつ時系列にさかのぼれるので交渉を進める際の有効な手段の一つだと思います。

    メールでのやり取りをして文章化すると、相手もちゃんと対応する様になります。

    私の場合、見積もりを依頼してから途中で見込み配送数量などのヒアリングもあったりして見積もり決済が降りるまで時間がかなりかかりました。

    日数にして30日程度はかかりました。

    ここまで出来たら 手順その2は終了です。

     

    手順その3:ヤマト運輸さん と 佐川急便さんに 見積依頼

     

    日本郵便さんに見積もり依頼完了後にヤマトさんと 佐川さんに 見積もり依頼をお願いします。

    日本郵便さんの見積もり返答を待たないうちに動きましょう。

    交渉の仕方は手順その2とほぼ同様で

    今後数量が増える見込みなので現在配送料について、日本郵便さんと

    価格交渉をしている旨を各社さんへ伝えましょう。

    ここで ゆうメールに関しては ヤマト運輸さんや 佐川急便さん は

    日本郵便さんには到底適いません。相手もそれは分かっているので

    宅配便のみで交渉する感じでも大丈夫です。

    そして、ここで私は次の言葉を付け加えました。

     

    『弊社(私)の為に協力してくれているところにお願いしたいと思っています。

    お互い無駄な時間を費やしたくないので一発勝負でお願いします』と伝えました。

    要はまわりくどく、さぐりながらの見積もりではなくて最安の見積もり下さいって事です。

    こうする事によって、値引き額が限界ギリギリラインまで下がった見積書が来ます。

    来るはずです・・・

     

    この時、相手が本気で契約が欲しい場合は 日本郵便 さんの価格を

    聞いてくるか?探りをいれてくる場合があります。

     

    この時点で仮に手元に見積書があった場合はニュアンスを教えてあげるくらいはいいと思います。

     

    その時の私のやりとりは下記のとおりなので参考までに

     

    私 『60サイズで秋田~関東でいくらくらいだと思いますか?』

    ヤマト営業  『600円くらいですか?』

    私  『それだったら日本郵便さんにするけど~』

    てな具合です。

    会話のなかで HIGH&LOW のやりとりを数回繰り返せば

    相手におおよその金額は伝わります。

    ここも駆け引きなので、見積もりしやすい様に情報は提供しましょう。

    見せてしまうとその値段にあわせるかちょっとくぐって終了って感じにもなりかねないので

    そこは皆さんうまくやりましょう。

    相手に悩ませて限界値付近までの値引きを引き出します。

     

    ヤマト運輸さんや 佐川急便さんは

    見積もり依頼してから数日で回答が来ます。

     

    私の場合は ヤマト運輸さんが10時頃来てその日の16時頃には見積もり持って来てくれました。

    もしかすると日本郵便さんよりも早く手元に届くと思いますが

    とりあえずは、3社以上がそろうまではここで一旦待機状態です。

    なお、この時も大事になってくるのが今後の配送数量の見込みです。

    この数量によって相手の契約する態度が大きく変化しますので

    やっぱり実績は大事になってきます。

     

    手順その4:3社の見積もり比較と価格交渉 第2弾

    日本郵便 、 ヤマト運輸 、佐川急便、他

    3社以上の見積書が集まったら、各社の見積価格を比較検討できる様にエクセルなどでまとめましょう。

    なお、小型のゆうメールについては見積もりをもらった段階でかなり安い金額提示があったと思いますので

    その金額については比較表は不要です。

    恐らく500g以下で80円~90円程度の提示が来ているはずですからー

    それ以上の金額(例えば120円)とかだったら『私の友人は90円くらいでしたけれどもー どの程度

    差し出せばもっとお安くなるのですか?』って聞けばもう一回見積もりしてくれるはずです。

     

    比較するのはゆうパックについては比較表をつくりましょう。

    これは私の場合の見積金額です。

    一部分だけお見せしますね。

    ここまでいろいろと頑張って交渉した甲斐があって

    通常料金よりもだいぶ安くなって経費削減になりました。

    以上終了~ めだたしめだたし~

     

    ではありませんよ。

    私の場合は一番安いのが現在ヤマト運輸さんになっています。

     

    この金額を把握した上で最後の交渉に臨みます。

    交渉する相手は 日本郵便 さん。

    ここからは、単刀直入に言ってもかまいませんし

    駆け引きして更に値下げを求めても良いですが

    こちらから一発勝負なんて言っておきながらあまりにも節度がないので

    しつこくなり過ぎないように注意しましょう。

     

    自分の場合は端的に

    『ヤマト運輸さんの金額にあわせる事はできませんか?』 

    と日本郵便さんにお願いしました。

     

    結果として3ヵ月後にはなりましたがヤマト運輸さんの料金に合わせてもらいましたし

    ゆうメールは通常集荷対応しないサービスなのですが、ゆうパックの

    集荷がある場合はついでに集荷してもらうという事で追加の約束をもらいました。

    これらのやり取りもメールで記録を残して話を進めました。

    なので担当者さんが変わってもゆうメールは集荷してくれます。

     

    結果的に、配送業者さん2社と取引契約して

    それぞれに集荷配送をお願いする事になりました。

     

    最終的に、料金は安価になりましたし

    常に競争相手がいるという意識がお互いの配送業者間にあるので

    価格はそのままの状態でうまく回っています。

     

    また、FBAの入庫のタイミングも2社さんで半日くらいズレる事が

    判明したりして入庫タイミングをずらしたりと色々と重宝しております。

     

    2017年の今日現在はFBAパートナーキャリアの無料キャンペーン中でしたので

    FBA入庫は日本郵便さん それ以外のヤフオクやメルカリはヤマトさんと

    いった具合でお願いしている状況です。

    伝票形式などの違いなど、面倒な部分もありますがそれ以上にメリットが

    ありますのでこれからもうまくお付き合いしていきたいと思います。

    価格交渉をまだしていない人は参考にしてみて下さい。

    質問でもOKですよー

    気が付かなかったらしつこく質問ください

    待ってまーす

     

    という事で今日のお話はここまで

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

     

    ではでは・・・

     

    追伸

     

    最近 ブログ更新をサボっておりました。

    というよりネタが無かった訳ですが・・・

    先日またまた 遠征仕入れに行ってきたので

    明日はその時の事でも書こうかな?

    ってもうすぐ明日になってしまうー

     

    今日の記事がよかったら願いします。


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