こんにちは、はげぱぱ佐藤です。
いいかげん3日連続だとクレームが来そうな感じもありますが、今日でこの話題は最後です。
本せどりをしていく中で昨日と一昨日と規約についてお伝えしましたが、実はまだまだあります。
その残りの規約について注意点を交えてお話していきます。
その① 禁止商品
同人誌(既存の著作物を模倣したとイメージできる物)はダーメ!
アマゾン出品において同人誌(既存の著作物を模倣したとイメージできる物)の出品は禁止されています。
この既存の著作物を模倣した物っていうのがキモなのでしょうが、ちょっとでも著作権物と同様の描写であったりとかが入っている段階でNGとなります。
正直これは厳しいですよね。 そもそも、それって見た人の主観みたいなところもありますから。
結論としては 同人誌出品は辞めておけ!っていう事になります。
また、出品してはいけない商品もこの他にもたくさんあるため。
一度ざっと見ておくだけでも、参考になると思います。
禁止商品はたくさんあって、よくありがちなのが、児童ボルノ禁止法に違反する恐れのある商品についてです。
具体的にいうと、18歳未満児童の画像を含むメディア商品や造形物(フィギュア)などが有名です。
なお、あくまでもこれらの是非の判別は出品者が自ら確認し判断しなくてはいけない物になり
販売後に購入者さまからアマゾンに問い合わせが入ったりした場合は、販売者(つまりあなた)にその証明義務が発生します。
「 これは、◯◯だから児童ポルノ禁止法に抵触するものじゃ無いですよ! これが証明する資料です!」みたいな感じになります。
アマゾンさんは、 【 商品を右から左へ流す&これやっちゃダメよー 】 って事前通告しているだけです。
禁止事項に抵触しているかどうかなんで、個別にちゃんとやってくれている訳ではないので
そんなリスクがあるような商品(法律上大丈夫か?駄目なのか?がわからない商品)については最初から販売しない事をお勧めします。
そんな危ない橋渡らなくても稼げますからね
その② 無在庫販売
無在庫販売はダーメ!
無在庫販売って何?っていう方の為にちょっとだけ説明いたします。
例えばこちらの商品
*アマゾン販売ページより転載
こういった商品とかってコンビニエンスストアにたくさん置いてあったりしますよね?
で、アマゾンでも販売していたりもします。
例えばこの商品が店頭では680円(定価) で販売されていたとします。
そこで、何かの拍子でこの雑誌が爆発的に売れちゃったとします。
アマゾンで 新品が品切れ状態 ほぼ新品で2000円で売っています。
しかし、あなたの目の前に680円で店頭にならんでいます。
その目の前の商品を680円で購入して2000円で出品すれば、特に問題はないのですがある人の中にはこう考える方もいたりします。
『 とりあえず、アマゾンに出品して注文が入ったら買いにくればいいか! 』
これが無在庫販売になります。
売れてから仕入れるので出品者のリスクはとても小さいですよね?
じゃあ、この無在庫販売が駄目っていうのが規約違反って言うんだろうけど、アマゾンさんがこれを証明する(発見する)手段はあるのか?っていう事なのですが、
正直なところアマゾンさん自体は無在庫なのか有在庫なのかを証明するのは難しいのが現状だと思います。
いちいち、一人一人の仕入れのやり取りとりとか管理できないでしょうからね。
『 じゃあ!気にしなくてもいいじゃん! 』って思う方もいるかもですが
例えば、どういった時に問題になるのか?
先程の例の様に出品して、時間をおかずに注文が入る場合などは在庫が尽きる可能性も低いので顕在化する事はないのでしょう。
しかし、出品してから注文までの間、時間がかかる場合はどうでしょうか?
アマゾンで高いという事は人気がある可能性もあります。
もしかするとその間に在庫が無くなってしまう可能性も高くなってきますよね?
すると出品者は、在庫を確保する事が困難になる訳ですから、確保できなかった場合などは注文をキャンセルするしか手段が無くなってしまいます。
別にキャンセルしてしまうだけなので出品者にはデメリットがないように思われる方もいるかもですが
注文をキャンセルする行為は、アカウントの健全性のスコアを低下させる要因にもなりアマゾン基準値のキャンセル率を上回った場合は
『 何でこんな事になってるの? 』 とばかりに アマゾンのアカウントスペシャリスト 通称 アカスペ から連絡が入ってくる事もあります。
出荷前キャンセル率 2.5%未満です。
アカスペから連絡が来れば、対象商品の仕入れの根拠となる請求書と領収書の写しを求められる事になるでしょう。
その時にきちんと在庫を保有した状態で販売した事が証明できなければ 最悪アカウント閉鎖になってしまいます。
ちなみにアカウントが閉鎖させられると、FBA在庫の商品の出品できないばかりか今後アマゾンで販売する事もできなくなります。
加えて、売上金も保留されアマゾンでビジネスを今後行う事はかなり厳しい状態になります。
・アマゾンへの出品ができなくなる。
・売上金が90日間保留される
・FBAの在庫は返品(着払)もしくは破棄しなければならない 30日以内に意思表示しないばあいは 強制的に破棄
・再度アカウントを取得するのも困難な状況
中には無在庫を推奨する方もいます。
この場合の無在庫とは取引している問屋さんなどや商品が確実に確保できている状態で自分のところに在庫がない状態の事を指している場合が多く
ここで言うところの無在庫には該当しなかったりします。
注文が入った段階で確実にその商品を発送できる在庫を保有している状態であれば、商品が手元になくてもそれは無在庫とはなりませんので
そのあたりは勘違いしないようにしてください。
在庫の確保がとれない不確定な状況が無在庫にあたりますので そういった行為は辞めておいた方が良いかと思います。
その③ 最後におまけ
最後におまけ程度の内容ですが、本せどり 特にセット本に多く見られる規約違反についてお話します。
箱が無いのにコンディション良いで出しちゃダーメ!
それは、コンディション表示違反です。
『 何だ!それ! 』
って言われそうですが、アマゾンさんの場合はコンディションに規定があります。
例えば 中古本の場合は 50%の書き込みがあっても アマゾンのコンディションでは良いで出品できる様になっています。
『 書き込み50%で良いって! そんなので出品したら評価1もらっちまうだろう! 』
そうです! けっこうな高確率で評価1をもらうと思います。
こちらとしては、アマゾンのコンディションガイドラインに基づいて出品している訳ですから
『 きちんとルール守ってるのに評価1は不当だ! 』 って言いたくなりますよね?
私も当時そういう不当な評価に対してテクニカルサポートに何度も問い合わせたり評価削除依頼をした事がありますが削除される事はありませんでした。
アマゾンさんの企業ポリシーは ” 顧客至上主義” です。
*これはヘルプ画面からの抜粋です。
セラーセントラル画面の右側にヘルプとういうボタンがありますが、その検索窓に 「評価」といれるとこのような文章がでてきます。
ここに、 ”たとえ不当なものであっても、問題解決していても 購入者の評価を削除する事はありません”って書いてますよね?
そういう事なのです。
なのでアマゾンのコンディションガイドラインに基づいたからと言って評価するお客様が 悪い!っていう評価をすれば
それはそのまま、あなたの評価になってしまうという事です。
ですから、このコンディションガイドラインを基準にするのはもちろんなのですが、お客様からの高い評価をもらう為に
例えば 書き込みがあれば 可の状態で出品するとか
とても綺麗で 非常に良いで出品できるところを 良い で出品するとか
そういった、ルールを守った上での企業努力が必要になってくる訳です。
この評価に対しての考え方には、主観でしか判断されないといったなかなか難しい面もありますが
積み重ねる事によってお客様からの信頼も得られる結果にもなるので色々と考えて工夫をしていきたいところでもあります。
余談ですが、低評価を高い評価に変えてもらうようにお客様に強要する事も規約違反ですし。
金品等を渡す代わりに評価を変更してもらう事も規約違反になります。
ちょっと話がずれてしまったので、戻します。
じゃあ、アマゾンのコンディションガイドラインよりも厳しい基準で各々努力していかないと評価も向上しないっていうのは
なんとなくおわかりいただけたかと思うのですが
では、逆に このコンディションガイドラインに規定されている事を行わなかった場合はどうなるのでしょうか?
あくまでも、評価判断はお客様という事は先ほとも言いましたが
お客様の中には直接アマゾンにクレームを電話やメールで送ってくる方もいらっしゃいます。
例えば、写真には箱付きなのに現物には箱がない状態で届いたーなんていうのもあります。
この時はじめて、コンディションのガイドラインが効力を発揮する事になります。
カタログの商品は箱付であっても、その外箱がない場合は本体の商品がどんなに綺麗でも付属品が無いという理由からコンディションは可で出品する必要があります。
お客様から仮にクレームがきて評価が低くなったとしても、このコンディションについては適切に出品されているためアマゾンからどうこう言われる事はありません。
でもこれが万が一良いで出品していたとすると、それは規約違反になります。
でもね、これがけっこうでたらめな状態なんですよ。
箱が付きませんって説明文には書いてあるのに コンディションは良いで出品されているケース
かなりいらっしゃいます。
私的には、ペナルティでもくらえーって思う時も正直ありますし、過去に私もこの事を知らないでやらかしてた時ありました。
でも相手はアマゾンさんですからねー ルールは守っておくに越したことは無いっていうのが私のスタンスです。
赤信号みんなで渡れば怖くない 的な感じの人もいれば、このガイドライン自体を知らない方もいるかと思います。
でも規約って基本なので、知ってるのと 知らないのでは リスクのとり方や考え方もかなり違ってきます。
まだ読んだことのない方はぜひ一度 こちらのアマゾンのコンディションガイドラインを閲覧をごらんなって下さい。
という事で、今日までアマゾン規約について かなーりかい摘んでお話してきましたが
これを機会にルールをもう一度確認してみてはどうでしょうか?
アマゾン販売が商売である以上はルールを知ってるかそうでないかで大分立ち回りも変わってくるかと思います。
私の場合は、危ない橋は渡らない主義です。
人によっては、グレーゾーンを通らなきゃ旨味なんか無いっていう方もいるでしょうし
人と同じ事やってバカ正直にやってても稼げねーよ なんて方もいらっしゃると思います
商売ってそういう競争原理とリスクのとり方のバランスで行なっていくものでしょうし、考え方も人それぞれです。
ただ一つだけ言える事は、リスクはきちんと考えて行動すべきであり 商売である以上は利益を追求すべきであるという事です。
ちょっとでもあなたの行動指針のお役に立てれば幸いです。
今日まで面倒なお話にお付き合いいただきありがとうございました。
規約については、また機会がれば触れる事もあるでしょうが今回はこんなところで失礼します。
ではでは
しばらくブログはお休みするつもりですが
クリック多いとブログ再開催促されてる感はあります。笑
↓
追伸
明日は、お客さんが来るのでブログはお休みしようと、今全力で思っています。
というかお休みします!
仕入同行とかしたり
動画撮影とかもしたいなー
でも、片付けもしないとなー
やる事、アリすぎるなー
あー 楽しみだなー
ではでは