組織化の難しさ あぁ人生山あり谷あり つづき

    こんにちは、はげぱぱ佐藤です。

     

    なんか、気が付いたらもう1月も終わりそうです。

    先日、パートさんとお金の事についてお話しましたっていう話をしましたが

    今日はその続きです。

     

    まあ、こんな内容はあえてブログに書く必要もないかとも思いましたが

    こういう現実もあるんだよっていうのが伝わればと思い今日も書いています。

    これから人を雇い入れようと考えている人には参考になるかもしれませんので良かったら見ていってください。

    前のブログを御覧頂いていない方はこちらです。

     

    という事で、給与面の相談をされてからは色々と考えました。

    可能性も含めて、そして将来的な部分を含めて考えましたが今の現状では法人化する事や

    長期的に正社員として雇用する事は出来ないという結論となりました。

     

    情けないとは思いましたが

     

    精神論や気合でなんとかなるような問題ではありません。

    今回の場合はパートさんの家庭事情もあったので、「将来的に駄目だったらごめんね。」なんて軽い気持ちで返事する事もできません。

    いろいろと悩みました・・・・

     

    そして色々な方に相談しました。

    妻や家族 そして 知人など

     

    そんな相談する中で物事は劇的に動きそして解決へと向かっていきました。

    ほんと、あっという間の出来事で自分でも信じられないくらいの事でしたので

    そのあたりを少しお話したいと思います。

     

    まあ、色々な方と言いましても家族以外には2人になります。

    一人は、同じ年代で会社を経営していて従業員を雇っている人。

    そしてもう一人は 以前、勤めていた会社の社長さん。

     

    最初は会社経営をしている友人に相談しました。

    その彼いわく「お前が決めるしかないよね」と言われました。

    当然です。

    経営者って、自分で将来向かう方向を決めてそしてそれを実行に移していくしかありません。

    友人は「社長は孤独だよ」って言っていたのが印象的でした。

     

    あーそうだよな

    自分で決めるしかない

    そんな事は分かっているつもりだったのに・・・

     

    たぶん自分はきっと

    「それは断るしかないよね」って知人から言ってほしかったんだと思います。

    とっても卑怯ですよね。

     

    結論を人任せにするって

    上手く行けば自分の手柄

    失敗すればあいつが言っていたから・・・

     

    そんな逃げ道を探しているんだなーって

    知人と話をしたあとにすごく自己嫌悪に陥りました。

     

    やっぱり自分で決めるしかない・・・

    そんな事は分かっているはずなのに・・・

     

     

    でも、断ったら彼女はこの先どうすれば良いのだろうか?

    ほんと、彼女からは助けてもらったし

    そして、自分のノウハウを時間をかけて習得してもらったので

    なんといいますか、家族と似た情があるし、責任も感じています。

     

    そこで私は、何故か以前勤めていた会社の社長に電話をする事になります。

    なぜ電話をしたのかはほんと良く覚えていないのですがこれが今回の大きな転機となりました。

     

    電話をするのは、およそ1年位ぶりになるとは思いましたが

    たぶん、「なんとかしなくては」という思いで電話を掛けたと思います。

     

    少し遅い時間ではありましたが、久しぶりに聞く社長の声は60歳を越えている人とは思えないくらい

    いつもと変わらず張りのある声でした。

     

    「社長、ご無沙汰しております。電話で大変恐縮なんですが実はお願いがありお電話しました。」

    と開口一番に一方的に勢いで話しをしてしまいました。

     

    すると電話の向こう側で

    「おーどうした? 大失敗でもしたか?  それとも戻ってくる気になったか?」なんて言うんですよ。

    ちょっとお酒が入っているのかな?なんて思いましたが

    社長はいつもこんな感じです。

     

    電話ではありましたが、現在の事情をはなした所

    「まあ、うちでも事務職の募集をかけているから 明日でも面接によこしてみろ!」って言ってくれました。

    自分では、相談するつもりでしたが

    今の現状をそのまま話ししたらこんな展開になってしまったんです。

     

    次の日、パートさんと一緒に面接におじゃましました。

     

    面接に関しては社長と私は面接に立ち会わなかったので終わるまでの間に社長室で

    今の自分の仕事の状況であったりと、まあ俗にいう世間話をしていました。

     

    特にその中で印象的だった会話があるのでここで一部を紹介させてもらいたいと思います。

     

    以下 社長の言葉

    「人を雇い入れて地域貢献したいという考え方はとってもすばらしいが今のお前はその人を養っていくだけの経済力が無い、

    たしかに間違ってはいないが地域貢献の前にまずは会社の基盤をしっかりする事が大事だ。

    お金に余裕が出てきたら色々な事が出来る様になる。

    本当に雇い入れる人の事を考えているのであれば、きちんとお金を残していかなければそれはただの偽善になってしまう恐れがある

    だからこそ、経営者は将来を見据えて物事を語っていかなければならない

    それが、従業員から嫌われる事に繋がろうとも 夢を語り続けなければならない

    そしてお金を生み出していかなくては、従業員やその家族を養っていくことはできないんだよ。」

     

    そして最後に、「まぁ頑張れ! 何かあれば電話してこい!」と言って頂きました。

     

    小さな会社から大きくしてきた社長の言葉はとても重くそして心に響きました。

    その他にも色々な事を話しましたが

    ただただ、自分との器の違いに圧倒されていました。

     

    面接は40分程度で終了して、その場で採用が決まったと彼女に伝えられたそうです。

     

    後で、面接を担当した方にスピード採用に至った経緯を電話で聞いた所

    「社長の方からは、スキルを見極めた上で、できるだけ前向きに検討する様にしてくれ」とあらかじめ指示があったとの事でした。

    ほんとうに感謝しかありません。

     

    今回は、人との繋がりに助けられました。

    そして、経営者とはどうあるべきかという一つの生き方を目の当たりにする事ができました。

     

    本当にありがとうございます。

    そして、自分もあなた(社長)に少しでも近づきたい

    今は強烈にそう思っています。

     

     

    今日はとりとめもなく日記を書きました。

    今週末は関東エリアにて仕入れ同行があります。

    今自分にできる事

    しっかりとやっていこうと思います。

     

    という事で、またしばらくは家を留守にします。

    仕入れ動画とかも最近アップしてませんが同行から帰ってきたらそのあたりの様子も可能であればアップしていきたいと思っています。

     

    人生に山あり谷あり

    でもね、真摯にとりくんでいればきっと誰かが見ていてくれます

    己の信じた道をただただ突き進むのみです。

     

     

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